もう今年はこれ以上新作アニメ映画を観る予定がないので、今年のベストテンを発表しちゃいます。今年は体調が良かったので観たいものはすべて観られた。シネコンの近くに越してきて三年、ようやくベストテンを発表しても恥かしくないくらい観ましたわ。
- 第10位『響け!ユーフォニアム〜アンサンブルコンテスト〜』
- 第9位『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』
- 第8位『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』
- 第7位『北極百貨店のコンシェルジュさん』
- 第6位『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』
- 第5位『BLUE GIANT』
- 第4位『オオカミの家』
- 第3位『大雪海のカイナ ほしのけんじゃ』
- 第2位『窓ぎわのトットちゃん』
- 第1位『君たちはどう生きるか』
第10位『響け!ユーフォニアム〜アンサンブルコンテスト〜』
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感想にも書いた通り、そんなに力の入った劇場版ではないのだが、好きなシリーズなので贔屓目に。シャドーボクシングのシーンは印象的でした。
第9位『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』
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観たとき風邪を引いていて頭ガンガンで、刺激的な映像の連続だったので印象が悪い…。それと私はメタ・ヒーローものとか「ヒーローとは?」みたいな議論とかマルチバースとかバカらしいと思っている。
というマイナスを差し引いても、客観的に見てとんでもないクオリティのアニメーションなので評価せざるをえない!
第8位『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』
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ゲームをやらない私が、もこう先生のマリオカート実況で得た知識でも楽しめた。優れたエンタメ映画です。
第7位『北極百貨店のコンシェルジュさん』
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これもこぢんまりとした作品でまったく話題にならなかったがけっこう好きである。これくらいのアニメ映画を定期的に観たい! こういうのを『スパイダーバース』みたいな超大作よりも高評価するのが人情。
第6位『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』
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たいへんな話題作。話が猿渡哲也先生の漫画みたいだったので高評価。
Twitterを検索したら腐女子の気持ち悪い二次創作・妄想がたくさん出てきてちょっと引いた(ユーフォニアムの百合絵もたいがいかもしれんが)。
第5位『BLUE GIANT』
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感想記事にも書いたが、ジャズと同じくらいアニメ映画の衰退も感じる。本作ぐらいのアニメ映画ももっと流行れ! と思ってたら下半期で『ゲ謎』がヒットしたので良かった。
第4位『オオカミの家』
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よくわからん話だったが物凄いエネルギーを感じた。こういうアートアニメーションももっと観て積極的に評価していきたい所存。
第3位『大雪海のカイナ ほしのけんじゃ』
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これもさして話題になっていないけどめちゃくちゃおもしろかったんだがね。テレビアニメが話題にならなかった時点で映画もこんなもんになっちゃうか。テレビ版もすべて見たうえで本劇場版を観ると感動しまっせ。
第2位『窓ぎわのトットちゃん』
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これは1位に匹敵する大傑作だと思う。口コミでじわじわ話題になっているようで良かった。今後も長く愛される作品だと思います。
第1位『君たちはどう生きるか』
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先日の『プロフェッショナル仕事の流儀』を受けてまた観たくなっている。
批評として邪道かもしれないが、私はプロモーションとか公開時の空気とかも楽しめるのが映画の良いところと思っていて、本作は事前にまったく情報がないのが斬新だった。その点でかつてない劇場体験だった。
しかし『プロフェッショナル』でやったような深刻な感じは画面上はあまりなく、私はユーモラスで楽しい作品だったと思う。