2024-11-01から1ヶ月間の記事一覧
トゥイッターを見ていたら伏見瞬という人が変なことを書いているのがなんとなく目に付いた。谷川俊太郎氏が亡くなったときの投稿。 谷川俊太郎が亡くなったことが、今の自分には明るい希望のように感じられる。 — Shun Fushimi 伏見 瞬 (@shunnnn002) 2024年…
最近の哲学界では「分析的〇〇研究」というのが流行っている。〇〇の部分には昔の哲学者や哲学流派の名前が入る。英語圏以外の哲学者の著作を、分析哲学の手法によって読み解くという研究らしい。「分析哲学の手法によって読み解く」というのは、議論を論理…
↓のような記事が流れてきてなんとなく読んだ。 s-scrap.com 藤田直哉先生が「男性学」に進出して「弱者男性」を論じている。なんとなくコメントを書く。 藤田先生は、私のなかでは杉田俊介先生や河野真太郎先生の仲間という印象。もともと文学が専門なのにア…
ここのところBoris Engさんという人の博論"An exegesis of transcendental syntax"を読んでいる。↓でダウンロードできる。 hal.science ボリスさん(苗字の読み方がわからない)はフランスの人で、2023年にこの論文で博士号を取得し、今は在野にいるらしい(…
私はトゥイッターが好きなのだけど、そこではタイトルに並べたような問題がずっと紛糾している*1。 私自身もこれらの問題についていろいろ意見はあるけれど、論戦に参加することはなく、静観している。何故なら、論戦を見ていて「説得」の難しさを感じるから…
ゼロ年代の暗いアニメをいろいろ見ていこうと思い、見た。2002年放送。 第1楽章 首都侵攻 下野紘 Amazon すごく『エヴァ』っぽいと思った。エヴァを少しつまらなくした感じ。私はエヴァが大好きなので、少しつまらなくても十分おもしろかった。バイオ的なデ…
非常に良かった! 作った人らはスペイン人みたいだが、舞台はニューヨーク。ニューヨークの汚い街並みやヤンキースタジアムが出てくる。キャラクターはどうぶつやロボットだけど。 長編アニメーションだがセリフがまったくない珍しい作品である。「ハッ」と…
凶とでるか吉とでるかってそりゃ 俺たち次第じゃねえか〜 とか長渕剛が歌ってた(演説してた?)のが前々回のアメリカ大統領選の頃なのでもう8年前か。そのときはトランプかヒラリー・クリントンかで争っていてトランプが勝った。4年前にトランプはバイデン…
記事タイトルの「すべからく」はもちろん誤用である。「コイツすべからくを誤用しとる! いっちょツッコんだろ!」と思わせて人を釣る戦略。こういうわざとツッコミどころを作ってツッコませることで拡散させる手法がトゥイッター(X)の常套手段になって久し…
芥川龍之介(↓)につづき谷崎潤一郎文学をいろいろ読みました。 cut-elimination.hatenablog.com 芥川は晩年どんどん病んでいったが、谷崎はけっこう精神が安定していたらしい。自分の欲望を上手く作品にできていたからだろうか。芥川とは別方向で「曝け出して…
前に選択的夫婦別姓について書いた。 cut-elimination.hatenablog.com 何を書いたかというと、選択的夫婦別姓はデメリットがないかのように言われるがそんなことはない、メリットとデメリットを比較し慎重にルールを考えるべし、特に子どもの姓をどうするか…
札幌に住んでいるのに新千歳空港国際アニメーション映画祭に行ったことなかった私。なんか映画祭というもののシステムがわからなくてチケットが買いにくかったのと、新千歳空港がなんやかんや遠いためである。 しかし今年ついに行った! 回数券とかいろいろ…
投資の本を読むとライフプランを考えろとか書かれている。そういうのを見ると暗澹たる気持ちになる。親が死んで自分も働けなくなった後のお金を考えなきゃならないわけだが、そんな未来までお金に悩まされて生きることになるのか。社会にとって無価値になっ…
期待してなかったけどかなりおもしろかった! めっちゃコケてるらしいけどレイトショーの割にはちょっとは入っていた。 まあ企画として特段の魅力はないしコケるのも仕方ない。原作や昔やってた実写版のファンに訴えるくらいか。あと声優のファンとか。 私は…