2021-02-01から1ヶ月間の記事一覧
この記事はアニメやフェミニズム・ジェンダー論にあまり詳しくない人や学生にとって何かヒントになりはせんかと思い書いております。 本記事では、ジェンダーやフェミニズムを考えるうえで良い題材になりそうなアニメを、いろいろとテーマごとに紹介していく…
明るい未来に就職希望だわ〜。 言語哲学における「確定記述句」というのはラッセルが論文「指示について」で取り上げた概念である。フレーゲも「意味と意義について」で考察している。確定記述句とは何かというと「唯一の対象を指示する言語表現」のことをい…
私は手描き2Dアニメに忠誠を誓っているのでストップモーションアニメの話題作があっても見てこなかったのだけれど、「PUI PUIモルカー」とかいうやつ、めちゃくちゃおもしろい。キングオブコントでにゃんこスターが高得点を叩き出したとき、審査員の松本人志…
勉強というのは難しいもので、指導要領とかから離れた大学生や指導要領を超えて勉強したい若人や学校を出た社会人なんかは、意欲があってもそもそも何をやったらいいのかわからなかったりする。しかもそれが哲学となるとなおさらである。さらにヤバイことに…
完全に無からMTGアリーナをやっている人っていないのだろうか。まあいるのだろうけど情弱の私には見つけられない。英語のサイトとかを探そうかな。英語苦手だけど。 私はMTGの完全なる初心者である。ルールも覚束ない。けれども諸事情からMTGアリーナを始め…
倉田剛先生の『現代存在論講義』Ⅰ・Ⅱ(新曜社)はたいへん素晴しい本である。哲学に入門したい人はみんなこの本を読むといいと思う。しかし哲学の入門者はそもそもどういう本を読めばいいのかがわからないのだから難しいものである。まあそういうオススメ記…
岡本賢吾先生は東京都立大学の哲学の教授で、専門は論理学・数学の哲学と情報の哲学とある(https://www.comp.tmu.ac.jp/philosophy/contents/staff/okamoto.html)。中央公論新社『哲学の歴史』の分析哲学編である第11巻で、ヒルベルトやブラウワーを中心と…
今回は偏見の記事です。 サンデーうぇぶりというアプリで高橋留美子先生の作品を一日一話ずつ読んでいる。その作品というのは「うる星やつら」と「らんま1/2」と「犬夜叉」である。私は「めぞん一刻」は何度も読み返しているのだが、この三作品は一度もちゃ…
Troelstra先生とSchwichtenberg先生*1の"Basic Proof Theory"もまあ必読書なのでしょうな。頑張ります。 単純型付ラムダ計算の代入補題についてメモ。 代入は以下のように項の複雑性によって帰納的に定義される。 , ( でないとき*2), , , ( でないとき。w…
Awodey先生は「アウディ」と読むらしい。数学者・数理論理学者であり数学の哲学者*1でもある。こういう人はすごいと思う。「数学の基礎付け」なんてのはいまや死語かもしれないけれど、圏論は型理論との相性が良くて、計算機科学を考慮した新機軸がいろいろ…
将棋の中継やYouTubeのプレイ実況動画を見ていると、将棋界隈独特の言い回しがたくさんあることに気づく。それをちょっとずつ収集していくとおもしろいかな〜と思ったので書きます。 私のいう「独特の言い回し」というのは「詰めろ」とか「頓死」みたいな語…
近年、マンガなんかでメインキャラクターが死んでそれがSNSで話題になるということがよくあると思う。「バズる」というやつである。で、私はこの文化が苦手である。なぜ苦手なのか考えてみた。 「ワンピース」はキャラクターがなかなか死なないことで有名だ…
Wikipediaを見ていたら"interactive computation"と"interactive computing"は違うというようなことが書かれていて、ちゃんとページも分かれていた。両方を見たけれども両者の違いはよくわからない。interactive computation のほうには「数学的モデル」と書…
発端は照井一成先生の「相互作用としての計算」という論文である。しかしこれは「現代思想」(青土社)という学術誌よりはカジュアルな雑誌に掲載されたもので、内容的にもそれほど堅苦しいものではなく、論文というよりは論考とかエッセイと呼んだほうがよい…