2023-06-01から1ヶ月間の記事一覧
なんか耳の痛い本である。 君たちはどう生きるか (岩波文庫) 作者:吉野 源三郎 岩波書店 Amazon 宮崎駿の同名映画がもうすぐ公開なので読んでみた。どういう形でかはわからないが宮崎版に本書は登場するらしい。 内容なのだが、現代の目からすると文明の進歩…
けっこうおもしろかった! 私含めチー牛みたいな客ばかりかと思ったら意外とお姉ちゃんやアベックもいた。 青春ブタ野郎はおでかけシスターの夢を見ない 『青春ブタ野郎』シリーズ (電撃文庫) 作者:鴨志田 一 KADOKAWA Amazon テレビシリーズと映画前作の感…
めっちゃ疲れた! 風邪っぽい状態で観た。帰ったら微熱があった。周りの席の方ごめんなさい。まあ隣はけっこう離れていたが。 なので上映中頭がガンガンだった。というのは私が悪いので、作品に対してはできるだけ客観的な評価をしたいところ。しかしそれを…
最近アニメ『あしたのジョー2』を見ている。それで気になったことを書いとく。 第6話のサブタイトルが「吠えろ…、かませ犬」。ジョーは自らのパンチで力石を死なせてしまったトラウマで、相手のテンプルが打てなくなってしまう。日本バンタム級1位原島戦でや…
とある論文を読んでいて余帰納法の知識が必要になったので調べた。その論文ではJacobs & Rutten "A tutorial on (co)algebras and (co)induction"で入門するとよいとあったのだが、同論文のような圏と関手を使った議論はそんなに必要そうではなかった。 で、…
日本語ネイティブの私だが正しいのか正しくないのか判断できない表現がある。それが「〇〇なさすぎる」と「〇〇なすぎる」の使い分けである。 まず以下を比べる。 (1) アイツは自覚がなさすぎる。 (2) アイツは自覚がなすぎる。 これは(1)が正しいように思わ…
↓これの続き。ずいぶん久しぶりだ…。 cut-elimination.hatenablog.com けど漸くちゃんと読み終えた。 宇野常寛『母性のディストピア Ⅱ発動篇』(ハヤカワ文庫JA)。 母性のディストピア Ⅱ発動篇 (ハヤカワ文庫JA) 作者:宇野 常寛 早川書房 Amazon 最終第6部と…
なかなか面白かった! 【映画パンフレット】雄獅少年 ライオン少年 監督 ソン・ハイペン 声 花江夏樹, 桜田ひより, 山口勝平 ノーブランド品 Amazon 最近どんどん話題作が出てくる中国のアニメーションなのでチェックせねばと思って観てきた。CGアニメーショ…
こちら。江口聡(2023)「性的モノ化と少女のセクシュアル化:「萌え絵」騒動を考えるための予備作業」『現代社会研究科論集』(京都女子大学)。タイトルからしておもしろそうなテーマである。徒然なるままに思ったことを書きます。 researchmap.jp 前にはこ…
↓これ。なかなか良い。 パナソニック 鼻毛カッター エチケットカッター メンズ 眉毛 ヒゲ 耳 ER-GN11-K パナソニック(Panasonic) Amazon 小さいハサミで鼻毛を切っていたのだがそのハサミを紛失してしまった。これを機に調べてみたら、鼻毛専用カッターで電…
非常におもしろかった! 是枝裕和監督。 カンヌで脚本賞を受賞したらしい。確かに脚本というか構成が巧みである。ちょっと巧みすぎて引くくらいには。もうちょい計算が感じられないくらいが良いような気もするがまあまあまあ。 クスりとくるところもときどき…
先日こんなツイートを見た。 お友だちが「〇〇大学の図書館に◯◯関連の書籍が充実しているのは自分のおかげ」というのを聞いて「ふーん」くらいに思っていたけど、今さら「18世紀の本をもっと図書館に入れてもらうべきだった」と後悔している。図書館を育てる…