2024年も劇場でたくさんアニメ映画を観ることができました。リバイバルも多かったけれど、新作は32回劇場で観た模様（オムニバスもあったので作品数はもっと多い）。
ということで、今年のアニメ映画のランキングを作りました。ベストテンにしようかと思ったけれど、今年はおもしろい作品が多かったのでベスト12になった。それとプラスでさらにみっつ取り上げる。去年のランキングはこちら。
12位『ウマ娘プリティーダービー 新時代の扉』
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私はウマ娘というコンテンツをよく知らないので呑み込めない部分もあったが、まあ優れた作品というのはわかった。その後もウマ娘のことはよくわかっていない。けどまた映画やったら観まっせ。
11位『劇場版 忍たま乱太郎 ドクタケ忍者隊最強の軍師』
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いつの間にか腐女子のキラーコンテンツになっている忍たまだけど、そういうのを知らなくても楽しめまっせ。今も絶賛上映中なので観ましょう。
10位『めくらやなぎと眠る女』
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海外勢から。観た人はあまり多くないかもしれない。みんなこういうアート系のももっと観ようぜ！
9位『化け猫あんずちゃん』
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↑の感想にも書いたのだけど、地獄に行って以降の展開が私にはいまいち合わなかった。しかしそこまではめちゃくちゃおもしろく、その失速がなければ1位だったと思う。
8位『リンダはチキンがたべたい！』
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こちらも海外勢。シネコンでやっていたので観た人もそこそこいるかも。こういう飄々とした作品は日本のアニメにはあまりないので良い。『めくらやなぎ』とこの作品は土居伸彰氏が日本に持ってきたらしい。感謝。
7位『トラペジウム』
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今年最大の問題作。かなり印象深いけれど傑作かと言われるとよくわからず、順位づけに迷った。まあこのへんで。
6位『ロボット・ドリームズ』
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これも海外勢で小規模上映。しかし口コミで広がってけっこうロングランらしい。嬉しいことです。
5位『劇場版モノノ怪 唐傘』
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あら＾〜。続編ももうすぐ公開する。続編は本作と同じ舞台の話らしい。本作で謎のままだった点も明らかになるのでしょうな。
4位『ふれる。』
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これもなかなか問題作。でもこれは私は間違いなく傑作だと思う。ちゃんとおもしろかった。全然ヒットしなかったけど。
3位『きみの色』
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これは別に問題作でもなく普通にクオリティが高いのにコケた模様。なんでやねん。山田尚子監督は今後も追いかけるぞ！ めげずに作り続けろ！
2位「パーキングエリアの夜」
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この作品を観た人は本当にわずかだと思うけれど、なんとかして見てほしい。ネットとかで公開されるのかな？ あまりにおもしろくて衝撃を受けた。短編アニメーションももっと追いかけないとなあと反省させられた次第。新千歳空港国際アニメーション映画祭には来年以降も通いたい。
1位『ロード・オブ・ザ・リング／ローハンの戦い』
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まさかの！ さっき観てきた作品が年間1位！ 観てきた勢いで書いてるからだろ！ と思われるかもしれないが、そんなことはない。私は冷静である。この作品は今後のアニメ界の行末を占う重要な作品で間違いない。長く語り継がれることだろう。
特別賞『ぷにるはかわいいスライム』第7話「Sweet Bitter Summer」
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映画じゃないのでランキングには入れなかったが、ベストテンのトップ2作品とともに今年の作品で衝撃を受けたのがこれ。「パーキングエリアの夜」にも「ローハンの戦い」にもない、日本の商業アニメの良さがある。
追加で特別賞「ただいま（ポケモンスペシャルアニメ）」
忘れていたけど追記。『羅小黒戦記』でお馴染み中国の寒木春華スタジオが春節に合わせて制作したショートムービー。ポケモン公式も良いところにオファーするなあ。とても合っている。羅小黒戦記のMTJJ監督も携わっている模様。羅小黒戦記で発揮された、かわいくてかつ緻密な作画は健在。特にデデンネがかわいい。
その他『傷物語 -こよみヴァンプ-』
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これも今年公開のアニメ映画で良い作品なのだけれど、オリジナルの『傷物語』との違いがよくわからなかったのでランキングには入れなかった。でも観て良かった作品です。
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まとめ
いつも思ってるけど興行収入ってホンマに意味のない指標だよ。コケたけどおもしろい作品、売れたけどつまらない作品、そんなのばかりよ。
