今やってる『ぷにるはかわいいスライム』というアニメが地味に人気らしいということで見ている。特に第7話のクオリティが高いとのこと。で、第7話まで見た。ホンマに第7話が素晴らしかった。テレビアニメでこれほどのものを見たのは久しぶりで、感動的ですらある。
基本的にギャグアニメで、第7話以外の回はギャグとしてまあまあな出来。ぷにるのデザインと声のかわいさで評価が上乗せされている。
しかし第7話は、ギャグを活かしつつ映像作品として良いものを作ろうという気概が感じられた。まずレイアウトがおもしろい。入道雲を大胆に写したり、コーヒーメーカー越しにキャラクターを写して心情を表現したり。あえてロングにして空間の雰囲気を感じさせるのも上手い。ギャグ演出も良い。コタローが水族館のことを考える際に背後に魚が現れ徐々に巨大化する演出は絵としてもギャグとしても楽しい。また作画が全編に渡って素晴らしい。ぷにるの不定形さが活きている。色合いも他の回と違っている。夏の空気が感じられる。
コンテ・演出は若き天才ちな氏だった。前に新千歳空港国際アニメーション映画祭で監督作品を見たところ、まあ絵は良いけど話はそんなかなと思っていた。
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しかし『ぷにる』との相性は凄まじいんでないか。こういうかわいい系のアニメで本領発揮するのでは。もっとこれ系をやってほしい。
原画のクレジットを見ても、もああん氏とかよく作画アニメに参加している人が入っている。この辺の人たちも、最近のド派手アクションアニメより、こういうほのぼのアニメをもっとやってほしい、個人的には。今回でアニメファンの見方が変わって、ド派手アクションよりこっち系のブームが来ないかなあと願っている。
原作漫画はこちら。
