曇りなき眼で見定めブログ

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【軽くネタバレ】『映画ドラえもん のび太の地球交響曲』を観てきた!(ニッポンから歌が消えてく…)

 めちゃおもしろかった!

 公開初日。客はそこそこ。終ったあと雪がみぞれになっていた…

乾杯 (24bit リマスタリングシリーズ)

乾杯 (24bit リマスタリングシリーズ)

  • アーティスト:長渕 剛
  • ユニバーサル ミュージック (e)
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 当ブログで最もアクセスされている記事はポリコレの影響でしずかちゃんのお風呂シーンが消えたというやつなのだが、本作はそういうシーンはなかった。

cut-elimination.hatenablog.com

その代わりドラえもんのび太のお風呂シーンはあった。しかもお風呂が思わぬ形でカギになっている。

 そのお風呂といい、あらかじめ日記とか最古の楽器の話とか、伏線がたくさん貼られていて小気味良い。お風呂は明らかに伏線ぽかったが、最古の楽器が効いてきたときは「ほ〜」と思った。

 復活したファーレの殿堂のデザインとそれが地球をバックに浮んでいるビジュアルも素晴しいし、「五人のヴィルトゥオーゾです!」と紹介されてレギュラー陣が登場したところなんかも感動してしまったのだが、それにとどまらずもうひと展開あってさらに感動してしまった。地球全体で合奏するという壮大なアイディアには恐れ入った(演奏している曲に「夢を叶えてドラえもん」のメロディが入っているのにもまた感動)。『逆襲のシャア』を思い出しもした。『逆襲のシャア』はラストで精神論というかスピリチュアルになって当時のファンでがっかりした人もいたというが、本作はひみつ道具を使った論理的な展開で、お話として反則感がなくて良かった。

 ミッカちゃんはかわいかった。声もかわいい。しかし日本のやかましい都会に来たミッカちゃんが、本当にポジティブな印象を持てたのかは気になった。ミッカちゃんが長渕剛みたいに「歌の安売りするのやめろ」とか言い出さなくてよかったなあ。