曇りなき眼で見定めブログ

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キミは『ど根性ガエル』を見たか?(古き良き時代)

 不朽の名作をまた見ましたよ。

 1972-74年ということで、50年以上前になる。

 特筆すべきは作画である。芝山努&小林治作画監督で、いわゆるAプロ調というやつらしい。中割りが少なくダイナミックに動く。しかもポーズが凝っていたり表情が豊かだったり、絵としても上手い。また、小林七郎美術監督らの背景美術も味わい深い。

 ひろし役の野沢雅子先生はじめ、声優陣がめっちゃ声が出ている。音圧がすごい。

 昭和の人は怒ったときに手が出るのが早いな〜と思った。しかし人情もある。京子ちゃんの弟を笑わせようと学校中の人が集まって芸をやる回なんて温かくて良かった。

 毎回AパートBパートと話を作っていて感心するが、しかし見続けているとだんだん物語のパターンに気づいてきてしまっていけない。誰かが誰かの話を不十分に聴いてしまって勘違いをし、暴走する、という展開が多いのである。それで飽きてしまうのが残念なところ。

 ↓は名エピソード「かんかんアキかん」の巻について。

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