アクションについてもう少しだけ。
↓の続きです。
cut-elimination.hatenablog.com
作画の良いアニメというのは世の中にたくさんあるが、良いと言ってもある回のあるシーンのほんの数カット、数秒間だけということは少なくない。『羅小黒戦記2』が凄いのは、そうした素晴らしい作画がもっと長いシークエンス続くということである。
日本のアクションアニメでよくあるパターンは、戦闘の中で数カット「これは」という作画があるが、すぐに動きが鈍って止まって状況説明になったり、決めポーズで見せたりする、というのである。まあしょうがないのだが、せっかく「おっ」とノリ気になったのにすぐ気分が削がれてしまう。
今回の『羅小黒戦記2』のいくつかの戦闘シーンは、このノリ気になってハラハラする状態が分単位で続く。緊張がこれほど持続するアニメはなかなかない。単純に高い技術を維持することによる緊張感、作画技術の暴力みたいな作りであった。
次回はもっと細かい絵作りについて書きます。