曇りなき眼で見定めブログ

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『フィルカル』のアニメ哲学を読む その3 滝沢正之・佐藤暁「佐藤暁「声優と表現の存在論」をめぐる往復書簡」

 ↓これの続き!

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なのだけれどその前↓に取り上げた佐藤暁先生の論考を巡る往復書簡である。滝沢正之先生という人が批判的なメールを送っている。

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 私も書いたが「深夜アニメの女性声優に限定するのはおかしいのでは?」と滝沢先生も疑問を呈している。私は劇場アニメに実写俳優が起用されるようなのとか或いは実写映画でも起こりうると書いたが、滝沢先生は外国映画の吹替が典型的だと指摘している。そんな気もする。

 それと、演技論よりも「なぜ「棒」と感じるか」という現象学をやるべきでは、というような指摘も頷ける。

 佐藤先生の返答は、本人も認めているが、まだ十分に練られたものではない。その後どうなったのだろう。