けっこうおもしろかった!
意外と客が入っていた!
私は昔のテレビアニメ版の、出﨑統監督による後半のファンである(全40話のうち19話から出﨑監督に代わる)。
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出﨑版には独特のアングラ感がある。謎の吟遊詩人が出てきたりとか。しかし今回の新作映画はもっとキラキラしている。なんかミュージカルだし(声優って歌うまいよね)。また宮殿内の装飾がかなり細かく描かれていて、色が明るい。当時のベルサイユはあれくらいあざやかだったのかもしれない(知らんけど)。
尺の都合上、前半がかなり駆け足でアントワネットの葛藤は省略される。デュバリーとかポリニャック夫人とかちょっとしか出てこない。しかしこれはこれでいいのかもしれない。ぶっちゃけ原作も旧テレビアニメも、おもしろいのは衛兵隊〜革命あたりなので。ただしロザリーもチラッとしか出ないし黒い騎士の話もなかったので、オスカルが革命側につく動機は弱めかも。
フランス革命の原因というのは、本作とか教科書では王宮や貴族の贅沢に庶民が怒ったからという感じだが、実際はどうなのだろう。王宮の財政と庶民の貧しさは別のような気がする。こういう歴史のなかの経済を調べるとおもしろそうである。ルイ16世にアベノミクスみたいな経済政策があったら革命は起きなかったのだろうか。というか革命のあと庶民の暮らしはよくなったのだろうか。戦争になったはずだが。
安倍晋三の一族とか麻生太郎の一族とか、私にはベルサイユの貴族みたいに見える。物価高がもっと進んでも対策が取られなかったら、日本でも革命が起きるかも。
