曇りなき眼で見定めブログ

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映画『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 完結編 第1章』を観てきたのねん(なんか絵が違う!)

 普通だった!

 えげつない特典商法をしているようで、客はそこそこ入っていた。

 寒い日だった……

 『ぼっち・ざ・ろっく!』などでお馴染みのアニメーター「けろりら」氏がビジュアルディレクターとして参加した結果、全編に渡ってキャラクターの絵がけろりらテイストになり、テレビシリーズからかなり変わってしまった(4コマ漫画版をアニメ化した『にじよん』では随所にけろりら氏作画のカットがもともとあったが)。それでまあまあ炎上していた。しかし作画のレベルはテレビシリーズより格段にアップしていると思う。演技が細かくなっている。

 この虹ヶ咲学園はシリーズ中でも異色の作品である。なんせラブライブにエントリーしないので。いろいろ大人の事情があるのでしょうな。

 また他の3シリーズと違ってシリーズの物語展開が薄い。お話というよりキャラクターのPVみたいなアニメになっている。アニメから入りましたというファンを作る気はあまりないのかもしれない。本劇場版も、現地沖縄のキャラクターと絡んだりランジュのお母さんが出てきたりでちょっとした話はあるのだが、まあPVの趣きがやはり強い。ライブのシーンの演出も、イメージカットみたいなのが挟まるので、パフォーマンスというよりPVという感じ。

 それとアイドルの神格化具合もかなり強い。本劇場版みたいにあんな至るところで人が集まってデカい音を出したら現地の人が迷惑じゃないかと思うが、あの世界ではアイドルにはそれくらいする権利があるのだろう。トゥイッターで同じ感想の人がいたが、『遊戯王』のバトルシティみたいである。ラブライブの初期の頃と違って現実ではもうアイドルブームは終わっているわけで、なかなか受け入れ難いものがある。アイドルを神格化する人を皮肉るかのような『トラペジウム』という作品もあったわけだし。

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 まあしかし今後のシリーズも観まっせ!