曇りなき眼で見定めブログ

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『ちびまる子ちゃん』が炎上していると言うから…

 『ちびまる子ちゃん』が炎上していると言うからなんか書いたろうと思って久しぶりに見た。TVerで。

 そんでどう炎上しているのか調べてみた。

togetter.com

怒っている人は↓の人のそんなに拡散していないツイートぐらいであった。

まあこういうのはあるあるである。炎上あるある。擁護の方が過剰になる。しかもこの人はテレビ(?)を消すという行為によって自己解決しているので別に構わんのでないか。吠えまくって抗議活動とかしだしたら作品の在り方を考える事になってくるかもしれないが。この人はテレビを消してしまったようなので見ていないだろうが、このブスは後半で再登場して更にイジられている。最後にも美人が優遇される現実が描かれる。

 この人のツイートではルッキズムという言葉を用いていないが、このツイートを受けてそれを連想している人は多い。ルッキズムというのは外見をその人の価値として重視するような傾向の事のようだ。しかし不美人よりも美人を気に入るのはしょうがない事なので、どこから道徳的な問題とするかは難しいだろう。つまり「ルッキズムだからダメだ」というのは批判として弱いと思う。

 まる子は不美人は綺麗な着物を着るなと言わんばかりなので、容姿から人の服装の自由を制限しようとする考えが良くない思想だというなら分る。まあまる子は架空の人物なのでまる子を批判したところで余り意味ないが。

 意味があるとすれば、フィクション、特に子供向けのアニメなんかでやるとそういう見た目の評価が悪い事ではないという価値観が社会や子供に植え付けられるとかそういう非難だろう。しかし残酷だがリアルで面白い作品というのもあるわけで、そういうのをメディアから消す事がより良い世の中に繋がるかは微妙な所である。私には特に立派な意見はない。今回みたいに偶に視聴者から非難されつつ続けていけば良いのでは。

 ↓これを読みたいわね。

 高畑勲先生はアニメの『ちびまる子ちゃん』のなんからのエピソードを道徳的・教育的な観点から批判していた。