伝説的名作です。
↓昨日は『バンパイアハンターD』を見た。同じく川尻善昭監督の名作。
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こちらも長らく見たくて見ることが叶わなかったが、最近いろんなサブスクで配信が始まった。
本作は川尻監督自身が原作。素晴しく重厚なストーリーと設定である。エロスと流血の連続。キャラクターも冷静に考えるとバカげた忍術の使い手ばかりだが、見事な演出で雰囲気と世界観が保たれている。バトルもののアニメはもうちょっと本作を見習って殺し合いというものを描いてほしいね。
蛇の刺青が動くとか背中に蜂の巣が付いてたりとか溶けた黄金に飲み込まれたりとか発想がどれもこれも奇怪で良い。いちおう江戸時代のようだがファッションもちょくちょく斬新である。
主演は山ちゃん。獣兵衛の顔はちょっと『カウボーイビバップ』のスパイクに似ている。こういう飄々とした強者の役がよく似合っている。青野武氏のクソ坊主役もかっこいい。
本作のビデオが北米でヒットし、『AKIRA』『Ghost in the Shell』とともにジャパニメーションブームを巻き起こした。その結果『バンパイアハンターD』が北米で日本より先に公開されたという感じらしい。川尻監督の再評価が待たれる。そしてまたしてもプロデュースしているのはレジェンド丸山正雄氏。
本作の続編が構想されていたようだが、続報がない模様。川尻監督は長いこと監督をしていなくて残念である。といってもいちスタッフとして『鬼滅の刃』とか『呪術廻戦』とか『葬送のフリーレン』といったヒット作の各話コンテをやっていてそれもそれですごいが。
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