ぶっちゃけこの章のテーマはあまり関心がないというか、知識がなくて論じれない。拙者は学部時代はいちおう文学らしきものを専攻する学科だったけど、なんだかんだ文学理論をしっかりとは勉強せずにきてしまった。勉強したうえで読み返したいですな。作者の死とか人称とか語り手とか、そういうのとは違った視点でおもしろいだろう。
『こころ』は第3部がまるまる手紙だったり、『カラマーゾフの兄弟』は語り手が事件の真相を知っている「全知」で「消されて」いる感じだったのに後半では表に出てきて裁判を傍聴しているとか、よさげな例を思いつくけどあんまり論じがいがないなと思ってた。