曇りなき眼で見定めブログ

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『天才バカボン』の由来は「バガボンド」です

 私が小さい頃『天才バカボン』の復刻版コミックスが出ていて、マジで読み耽っていた。それくらいバカボンが大好き。特に「アピョーン星」という星にバカボンとパパが探検に行く回が好き。

 で、「バカボン」という言葉の由来なのだけれど、Wikipediaに特に出典もなくいろいろ書かれている。

ja.wikipedia.org

バカボンという名前の由来として赤塚自身は生前に雑誌などのコメントで(馬鹿なボンボン、バガボンド(vagabond)=放浪者、天才=ハジメちゃんとバカ=バカボンのパパとボンボン息子=バカボンの3人合わせて「天才バカボン」とした説、など)を唱えていた。『TENSAI VAGABOND』(週刊少年マガジン1974年11月17日号)という「バカボン」と「バガボンド」を掛けた題の短編も存在するため、現在言及されることが多い「薄伽梵」という由来は後付であるとされる[1]。また1967年4月9日の週刊少年マガジンでの連載第1回では、扉絵の部分に、「バカボンとは、バカなボンボンのことだよ。天才バカボンとは、天才的にバカなボンボンのことだよ」という説明文が記されていた。

「薄伽梵」というのは仏教用語である。

 しかし、某動画サイトで『ダウンタウン汁』というダウンタウンの番組に赤塚不二夫が出ている回を見たら先生自ら由来を述べていた。今田耕二が赤塚に「アニメでパパが植木屋という設定になったことに先生が怒ったのは本当か?」と質問し、赤塚は「バカボンは放浪者=バガボンドから来ているから、無職じゃなきゃダメだ、アニメのスポンサーが職業を付けさせた」という旨を回答している。これさえも赤塚先生の後付けの可能性もあるが、まあ直接証言している貴重な資料であろう。

 松本人志は赤塚を尊敬していたが、この番組で赤塚が泥酔して現れたためムカついたと後に語っていたと思う。